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種の解説

マテバシイ群落

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改訂版RDB2011概説

分類群 植物群落
植生区分 ヤブツバキクラス域代償植生
相観区分 常緑広葉樹二次林
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅣ
RDB2001カテゴリー カテゴリーⅣ
選定理由
マテバシイは古代より薪炭,用材として,果実は食用として利用されてきた樹木である。自然には暖帯~亜熱帯~熱帯地域に,日本では九州の沿岸部から琉球列島にかけて自生している。福岡県では玄界灘沿岸部および島嶼部で広範囲に分布しており,純林状態の群落も各地に生育している。その大部分は植栽されたものであり,1960年代までは20年前後の周期で伐採が繰り返されていた。糸島半島では各地に胸高直径40cm程度の大木が生育している。
危機要因 土地造成 管理放棄
分布情報
岡垣町,福岡市,宗像市,福津市,糸島市。このほか,県内各地の沿岸部や島嶼部に分布している

MAP
種の概要
高木層はマテバシイが優占し,タブノキ,シロダモ,ヤブニッケイ,ハゼノキなどを交える。志賀島中央部では純林状態の林分も存在する。亜高木層以下ではイヌビワ,ハマビワ,ヤブツバキ,マサキ,トベラ,ハクサンボク,ムサシアブミなどが生育する。マテバシイ-ハクサンボク群落。
特記事項
自然公園;玄海★。特定植物群落;61,65,107。
生息環境
  • 低地森林
補足情報

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