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種の解説

ハマボウ群落

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改訂版RDB2011概説

分類群 植物群落
植生区分 ヤブツバキクラス域自然植生
相観区分 海岸低木群落
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅢ
RDB2001カテゴリー カテゴリーⅢ
選定理由

河口や入江の塩湿地に生じる低木林で,ほぼハマボウのみで群落を形成する。県内ではハマボウは玄界灘や周防灘,洞海湾の沿岸にも点在する。雷山川河口の群落は九州最大の規模を持ち,よく保護されているが,県内他地域では埋立や護岸工事で消滅する恐れがある。優占種のハマボウは,県RDB(レッドデータブック)絶滅危惧Ⅱ類。

危機要因 河川開発
分布情報

岡垣町[汐入川],糸島市(旧前原市,旧志摩町)[雷山川(泉川)河口],糸島市(旧二丈町)[松末羅漢川]ほか


MAP
種の概要

ハマボウの純群落で,雷山川河口両岸の泥湿地に約1kmにわたって連続している。群落高は2~3,群落幅は5前後。前面のヨシ群落からヨシが,土手からつる植物が侵入していることもある。なお,ハマボウは南西諸島などのマングローブと同等の生育立地に生じる。ハマボウ群集。

特記事項

特定植物群落;86。

生息環境
  • 河口・干潟
  • 海岸
補足情報

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