モミ群落
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選定理由 | モミ群落は照葉樹林帯上部から夏緑樹林帯下部にかけて生じる針葉樹高木林で,県内では分布域が限られている。英彦山ではシカによる林床植生の食害が起きているため,また,稚樹がなく,アカガシ林への遷移が進行している地域もあるため,カテゴリーⅢへ変更した。 |
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危機要因 | シカ増加 遷移進行 自然災害 |
分布情報 |
太宰府市・筑紫野市[宝満山],朝倉市(旧甘木市)[屏山],添田町[英彦山], MAP |
種の概要 | モミが優占し,シキミ,ハイノキ,キッコウハグマなどが混生する。照葉樹林植物として,アカガシ,ウラジロガシ,シキミ,ヤブツバキ,シロダモ,ヒサカキなど,夏緑樹林植物としてブナ,コハウチワカエデ,シラキ,ツリバナ,カナクギノキなどを伴う。英彦山では標高770~950 ,宝満山では680~850 に生じ,屏山では850 付近に小規模群落が見られる。モミ-コガクウツギ群集(モミ-シキミ群集)。 |
特記事項 | 自然公園;耶馬日田英彦山★,太宰府★,筑後川★。保護林;英彦山。特定植物群落;29,48。 |
生息環境 |
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