スダジイ群落
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選定理由 | スダジイ群落はヤブツバキクラスの自然植生の中では,ツブラジイ(コジイ)群落とともに最も代表的なものであり,西日本各地に見られる。県内では主に沿岸地の社寺境内等および標高400~700 の内陸山地に残存する。老齢林では木材腐朽菌の侵入により,枯損風倒するものがある。分布域は人間の活動範囲と重なるので,ツブラジイ群落とともに大なり小なり人為的影響がうかがわれる。 |
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危機要因 | 土地造成 踏みつけ 自然災害 その他 :病虫害(木材腐朽菌) |
分布情報 |
北九州市門司区・小倉南区,福岡市東区・中央区,春日市,宗像市(旧玄海町),太宰府市,那珂川町,久山町,朝倉市(旧甘木市),飯塚市,嘉麻市(旧山田市) MAP |
種の概要 | 林冠優占種は沿岸地・内陸山地ともスダジイであるが,立地によっては他の照葉樹類がこれに代わることがある。種組成上,スダジイ-ミミズバイ群集,スダジイ-ヤブコウジ群集とされる。 |
特記事項 | 自然公園;玄海★,太宰府。特定植物群落;7,8,11,12,13,17,18,25,32,36,38,44,46,49,55,56,62,63,64,66,68,78,89,91,97,104。福岡県自然環境保全地域(猪野)。福岡県環境指標の森。都市部では特別緑地保全地区に指定されている所もある。 |
生息環境 |
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