ススキ群落
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選定理由 | ススキ草原は,歴史的には茅場として日常生活に利用されてきた群落である。江戸時代~昭和の初めまでは,牛馬の餌,小屋の敷物,茅葺きの屋根材として毎日利用されていた。福岡平野南部~朝倉~筑後平野には,各所に「大行事」の石碑が残されている。これは,近年は各地の鎮守社に移されているが,かつては茅場の中央に祭られ,牛馬の成長・安全が祈られていたものである。 |
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危機要因 | 管理放棄 遷移進行 |
分布情報 |
北九州市小倉南区・苅田町[平尾台],筑前町(旧夜須町)[夜須高原],飯塚市[龍王山],田川市[ロマンスが丘],香春町[香春岳],香春町・福智町(旧方城町)[牛斬山稜線],添田町[英彦山鷹巣原]。このほか,各地の山地公園の一部やため池の堤斜面など MAP |
種の概要 | ススキ,ネザサが優占し,オトコヨモギ,オカトラノオ,ワラビ,サルトリイバラ,コマツナギ,ヤマハッカ,マルバハギなどを伴う。更に平尾台ではミシマサイコ,アキカラマツ,ヒメヒゴタイ,アキノキリンソウ,リンドウなどが出現する。ススキ-ネザサ群集。 |
特記事項 | 自然公園;北九州★,筑豊★,国天;平尾台。特定植物群落;19,110,111。 |
生息環境 |
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