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種の解説

ヒモヅル群落

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改訂版RDB2011概説

分類群 植物群落
植生区分 ヤブツバキクラス域代償植生
相観区分 常緑針葉樹二次林
RDB2011カテゴリー カテゴリーⅡ
RDB2001カテゴリー カテゴリーⅡ
選定理由

ヒモヅルは,インドからニューギニアにかけての熱帯地域では広く分布している,つる性植物である。国内では,紀伊半島,中国地方西部,九州地方などの一部の地域に分布し,福岡県では行橋市が唯一の群落である。かつては生け花の材料として乱獲されていたが,現在は地元住民により保護されている。ヒモヅルは県RDB(レッドデータブック)絶滅危惧IB類・環境省RL(レッドリスト)絶滅危惧II類に評価されている。

危機要因 園芸採取 産地局限
分布情報

行橋市


MAP
種の概要

群落の成立地域は,アカマツを含むクロキ,クリ,リョウブ,カマツカなどの陽樹を中心とした亜高木層の雑木林内で,林床部には草丈1.5前後のウラジロが密生している。林床部は湿度が高く,ヒモヅルはそこから樹木へはい上がっている。

特記事項

特定植物群落;23

生息環境
  • 低地森林
補足情報

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