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種の解説

ハラグクレチゴガニ

学名:Ilyoplax deschampsi (Rathbun, 1918)

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RDB2001概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 スナガニ科 Ocypodidae
RDB2001カテゴリー 地域個体群
環境省カテゴリー 情報不足
生息状況・危機の状況・選定理由

有明海北部周辺には多くの個体群が存在し密度も高いが,それ以外の地域では偶発的に記録されるにすぎない。有明海でも護岸工事などによって生息地が減少している。

分類・形態

形態はチゴガニに似るが,本種の甲は丸みを帯びず,ほぼ長方形。また,雄の腹部は第5節が極端に狭まり,くびれる。有明海特産種。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(東京),九州(佐賀,鹿児島)

分布(国内)

中国,朝鮮半島

生活史・生態・生息地

河口域上流側のヨシ群落周辺の泥質干潟に多いが,一部は汽水域上限の河川高水敷にも穴居する。繁殖期が4~7月,放浪集団を形成する点でチゴガニと異なっている。

生息環境
  • 河口・干潟
執筆者 (逸見)
補足情報

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