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種の解説

メナシピンノ

学名:Xenophthalmus pinnotheroides White, 1846

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RDB2001概説

画像:前側縁は丸く、後側縁は幅広い。甲縁、歩脚の上縁、下縁は羽状毛が列生するカニ。メナシピンノ。

嶺井久勝

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 カクレガニ科 Pinnotheridae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

1999年に曽根干潟で初めて発見されたので選定した。

分類・形態

甲長9.5,甲幅13.0(大牟田産成体雄)。甲は丸みのある梯形,額は狭くてくびれ,先端は浅く2葉にわかれ,退化した眼柄が封じこまれている。前側縁は丸く,後側縁は幅広い。甲縁,歩脚の上縁,下縁は羽状毛が列生する。

分布情報 MAP
分布(県外)

四国(愛媛),九州(佐賀,熊本)

分布(国内)

フィリピン,インドネシア,中国

生活史・生態・生息地

有明海では干潮線付近の砂泥質の干潟で採集されたが,水深20メートルまで生息する。

生息環境
  • 河口・干潟
執筆者 (嶺井)
補足情報

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