福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

オサガニ

学名:Macrophthalmus abbreviatus Manning & Holthuis, 1981

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 スナガニ科 Ocypodidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

曽根干潟,津屋崎町汐入浜,和白干潟,室見川,有明海各地など生息地は多いが,有明海の一部を除けばいずれも密度が低い。埋立・干潟の悪化により各地で個体数が減少している。

分類・形態

甲長16.0,甲幅35.0(福岡産雄)。甲は長方形で前後に湾曲,側縁部に軟毛が密生。ヤマトオサガニに似るが,本種は甲幅が甲長の2倍以上あり,甲・はさみ脚ともに赤味を帯びる。はさみ脚は長節と掌節が非常に長く,長節前縁には長毛を密生する。不動指は掌節に対し直角に湾曲する。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~九州

分布(国内)

朝鮮半島,中国,台湾

生活史・生態・生息地

砂泥質干潟の中・下部で,やや堅く水はけの悪い場所に穴居する。wavingは行わない。

生息環境
  • 河口・干潟
執筆者 (逸見)
補足情報

2014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.