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種の解説

ミナミアシハラガニ

学名:Helice leachi Hess, 1865

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RDB2001概説

画像:甲が前後によく湾曲し、甲の色は茶褐色の地に暗紫色の斑紋がある。眼窩下縁の稜線の顆粒は明確なカニ。ミナミアシハラガニ。

嶺井久勝

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 イワガニ科 Grapsidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

現在の生息場所は津屋崎町汐入浜である。南方系種の日本海側での北限地として重要である。

分類・形態

各地の河口や干潟には近似種アシハラガニが普通に見られる。

甲長13.0mm,甲幅15.0mm(津屋崎産雄)。甲は前後によく湾曲し,甲の色は茶褐色の地に暗紫色の斑紋がある。眼窩下縁の稜線の顆粒は明確である。

分布情報 MAP
分布(県外)

伊豆大島,小笠原諸島,沖縄

分布(国内)

アフリカ,オーストラリア,台湾

生活史・生態・生息地

干潟の満潮線近くの砂礫質に穴を掘って生息する。

生息環境
  • 河口・干潟
執筆者 (嶺井)
補足情報

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