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種の解説

カタハガイ

学名:Pseudodon omiensis (Heimburg, 1884)

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RDB2001概説

手に持った画像:殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。イシガイ科。カタハガイ。
分類群 貝類
目名 イシガイ目
科名 イシガイ科 Unionidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
  • 手に持った画像:殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。イシガイ科。カタハガイ。
  • 水中の画像:殻長は60 mm程度。殻表は平滑,偽主歯はあるが後側歯は痕跡的(和名「カタハ:片歯」の由来)で,後背縁に放射状肋がある。愛知県以西の本州,四国,九州に分布。河川や用水路の砂礫~砂泥底に生息する。イシガイ科。カタハガイ。
生息状況・危機の状況・選定理由

県内では三井郡で1956年に採集されただけである。分布域が限定されており,開発や生活排水の流入で絶滅が危惧される。

分類・形態

殻は薄く,膨らみはやや弱い。黒褐色で,細かい成長線があり,後背部にやや強い分岐肋がある。内面は真珠光沢があり,主歯は三角形で強い。後側歯はない。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~九州

生活史・生態・生息地

砂泥底にすむ。

法令などの指定状況

県指定希少野生動植物種

生息環境
  • 河川
  • 水田・水路
執筆者 (澄川・本多)
補足情報

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