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種の解説

カタマメマイマイ

学名:Lepidopisum verrucosum (Reinhardt, 1877)

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RDB2001概説

画像:殻は小型で,螺塔はやや高い。縫合は深く,各螺層はよく膨らむ貝。カタマメマイマイ。

志摩町 松隈明彦

分類群 貝類
目名 有肺目
科名 オナジマイマイ科 Bradybaenidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

これまで群馬県から広島県,高知県へかけて散在的に分布することが知られていた。今回の調査で九州から初めて発見された。これまで知られている国内各地の生息地は極めて散在的であり,今回確認した生息地もまた面積的に大変限定されている。個体数も極めて少ないことからごく近い将来絶滅する可能性がある。

分類・形態

殻は小型で,螺塔はやや高い。縫合は深く,各螺層はよく膨らむ。殻表には一面に特徴的な鱗片状殻皮が規則的に配列している。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(広島,三重,静岡,神奈川,東京,長野,群馬),四国(高知,徳島)

分布(国内)

朝鮮半島

生活史・生態・生息地

川原の草地の石の下や,乾燥地の小型の常緑広葉樹下の落ち葉の中に生息。

生息環境
  • 低地森林
  • その他
執筆者 (松隈)
補足情報

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