福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ヤマキサゴ

学名:Waldemaria japonica (A. Adams, 1861)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 貝類
目名 Patellogastropoda目
科名 ヤマキサゴ科 Helicinidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
生息状況・危機の状況・選定理由

今回の調査によって,本種が1950年代に確認された生息地で現在も生息していることがわかったが,生息地,個体数ともに極めて少なく,近い将来において絶滅する可能性が極めて高い。

分類・形態

殻は低い円錐形,厚質,堅固。殻高1㎝,殻径1.2。半月形の石灰質の蓋を持つ。殻内部では螺層間の内壁がなくなり,軟体部を収める一つの大きな空間を作っている。臍孔は厚い滑層で覆われる。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(青森~山口),四国,九州(熊本,宮崎)に分布

生活史・生態・生息地

林の中の落ち葉の下に生息。地上棲であるが雨後は木に上る性質がある。

生息環境
  • 山地森林
  • 低地森林
執筆者 (松隈)
補足情報

2014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.