クビアカモモブトホソカミキリ
学名:Kurarua rhopalophoroides Hayashi, 1951Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | コウチュウ目 |
科名 | カミキリムシ科 カミキリムシ科 Cerambycidae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 県内では,1980年に福岡市立花山,1981年に宗像市城山で採集されたが,その後20年近く採集記録がない。立花山では山頂のセリ科やウシコロシの花上で採集されている。立花山の中腹以上にあるクスノキ原生林は国の天然記念物に指定されており,開発による生息地の消滅はないと思われるが,城山では自然林の伐採が著しく,その影響が懸念される。 |
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分類・形態 | 本種は日本固有で,カミキリムシとしては世界で唯一単為生殖を行う。体長9~11mm。頭の頸部と前胸背板が赤く,ほかは黒色。上翅は中央前にかけ両側が狭まる。後腿節端は膨らむ。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州,九州,対馬,種子島に分布すし,九州本土では福岡のみで知られる。 |
生息環境 |
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執筆者 | (藤本) |