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種の解説

イグチケブカゴミムシ

学名:Peronomerus auripillis (Bates, 1883)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 オサムシ科 オサムシ科 Carabidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
福岡市能古島で1993年と1994年に2頭が採集された。この2頭はいずれも,灯火で得られた個体である。その後県内からは記録されていない。本種の生息地は河川改修やため池の護岸工事などで失われやすく,本種の生息も危ぶまれる。
分類・形態
体長9~9.5mm。頭は平たく,粗くしわ状に点刻される。前胸背板両側の最広部はやや突き出し角ばり,後角は小歯状。上翅は通常緑を帯びた金銅光沢があり,黄色く細長い立毛におおわれる。上翅条溝は深く,強く点刻され,間室は隆起し横じわ状に点刻される。触角は基部のみが黄褐色でほかは褐色。脚は黄褐色となる
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
生活史・生態・生息地
本種が生息するのは,河川敷や池沼の水際や湿地に生える,ヨシをはじめとした植物の根際である。灯火にも飛来する。
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (藤本)
補足情報

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