ゲンゴロウ
学名:Cybister japonicus Sharp, 1873Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
生息状況・危機の状況・選定理由 | 1940年代までは県内に広く分布していたと見られ,福岡市,田川市,若松区などの記録があるが,その後,少なくとも50年以上は全く記録がない。北海道や本州では,まとまって得られる地域も多いが,農薬散布・ほ場整備・池沼や湿地の埋立や護岸などによって,かつての生息環境が破壊されたことで,九州では激減しており,福岡県では絶滅した可能性もある。 |
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分類・形態 | 体長約33mm~42mm。背面は緑色~褐色を帯びた暗褐色で,雄は強い光沢があるが,雌では光沢が弱い。前胸背板から上翅の側縁部は,淡黄色に縁取られる。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 北海道,本州(青森~山口),四国(徳島,高知),九州(宮崎を除く各県),佐渡島,対馬,屋久島,西表島 |
分布(国内) | 台湾,朝鮮半島,中国,シベリア |
生活史・生態・生息地 | 成虫は,主に弱った魚や動作の鈍い水生昆虫などを捕らえ,強力な顎でかじり取って食べる。幼虫は,終齢では80mmにも達し,動くものは何にでも反応して大顎で捕らえ,消化液を送り込み,消化して吸い込む。成虫で水中越冬し,翌春~夏に水草の茎に穴を開け,1個ずつ産卵する。卵は2週間ほどで孵化し,約2カ月で成虫になる。蛹化は土中で行われる。通常2~3年は生きるようである。生息地は,主に平野部から山間部の水草の多い池沼,水田,休耕田や湿地などである。 |
生息環境 |
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執筆者 | (松井) |