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種の解説

ゲンゴロウ

学名:Cybister chinensis Motschulsky, 1854

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 ゲンゴロウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
県内では1940年代~60年にかけて田川市,北九州市,福岡市,東峰村,うきは市での記録があり,1960年に吉井町吉井(現うきは市)で採集されたものが最後の記録である。しかし,熊本県阿蘇地域には生息しており,山間の小規模な水域にも生息することから,県内で再発見される可能性もわずかに残るため,ここでは絶滅危惧ⅠA類と評価した。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水路改修 水質汚濁 農薬使用 乱獲 管理放棄
分布情報
現在確実な生息地は知られていない。

MAP
種の概要
体長34~42 mm。背面は緑色がかった褐色で上翅は黄色く縁取られる。山地の水生植物の豊富な止水域を好み,特に水質の良好な場所に多い。産卵はオモダカ等の茎の太い抽水植物の茎中に行われ,幼虫は生きた水生昆虫や両生類等を食べる。
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

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