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種の解説

オオヒラタトックリゴミムシ

学名:Oodes virens (Wiedemann, 1823)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 オサムシ科 Carabidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
生息状況・危機の状況・選定理由
英彦山,田主丸町,杷木町,吉井町, 北九州市福智山で採集されたが,最近の40年間採集報告がなく,全国的にも激減している。激減の原因として,河川改修やため池の護岸工事による生息環境の破壊,害虫駆除のための農薬散布や誘蛾灯の使用が考えられる。
分類・形態
本種は日本産のトックリゴミムシ属中最大で,体長15~17mm。体は平たく黒色。時に上翅はかすかな金銅光沢を帯びる。上翅第8間室は極めて幅狭く,前部は隆状となる。前脛節外縁に細い条溝がある。近似種が多く,同定には注意が必要である。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州~九州
分布(国内)
東南アジア,フィリピン,インド,スリランカ
生活史・生態・生息地
本属一般の習性として,湿地やため池,水田などの水辺周辺に生息するが詳細は不明。
生息環境
  • 水田・水路
  • 湿原・池
執筆者 (藤本)
補足情報

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