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種の解説

カラスシジミ

学名:Strymonidia w-album fentoni (Butler)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科 Lycaenidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
1924年に英彦山で採集された記録が本県最初の記録である。その後,記録がなかったが,1979年に県内でもハルニレが本種の食草であることが判明し生息が確認された。しかし,1980年代後半から公式の記録がほとんどない。
分類・形態
前翅長は17~19mm。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
ユーラシア大陸北部
生活史・生態・生息地
幼虫の食樹はニレ科のハルニレ,オヒョウが普通。卵越冬,年1化性で,平地から低山地では5月中旬~6月中旬,山地では6月上旬~7月中旬に発生する。生息地は特にハルニレの分布とよく一致し,樹林の残されている渓谷や林縁などに点在することが多い。
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (矢田・佐々木)
補足情報

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