オオミドリシジミ
学名:Favonius orientalis (Murray)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | チョウ目 |
科名 | シジミチョウ科 Lycaenidae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 1935年に福岡市西油山の中腹で採集された記録が本県最初の記録であるが,1979年より最近の記録はない。本種の生息地であるクヌギ,コナラの二次林は人為による環境改変を受けやすく,これがもともと福岡で希少だった本種の衰亡・絶滅の原因と考えられる。 |
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分類・形態 | 前翅長は約20mm。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 北海道~九州 |
分布(国内) | 中国東北部,ロシア極東地域,朝鮮半島 |
生活史・生態・生息地 | 幼虫の食樹はコナラ亜属のコナラ,クヌギ,アラカシ,カシワ,ミズナラなど。卵越冬,年1化性で,福岡の低地では5月下旬から6~7月に発生する。暖温帯と冷温帯の落葉広葉樹林帯が主な生息地であるが,福岡など暖地では照葉樹林帯にも見かける。 |
生息環境 |
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執筆者 | (矢田) |