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種の解説

フジミドリシジミ

学名:Sibatanoizephyrus fujisanus (Matsumura)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科 Lycaenidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

1934年に英彦山の北岳で採集された記録が本県最初の記録とされる。本種の生息地はブナ林帯であるが,ブナ林そのものが1000以上の山地帯に限定されているため,これまで大きな環境破壊はなく,本種の産地もいまのところ維もされている。しかし,1980年代から公式の報告は減少しており,今後森林伐採によるブナ林の減少の恐れもある。

分類・形態

前翅長は約21mm。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道(西半分)~九州(日本固有種)

生活史・生態・生息地

幼虫の食草はブナ科のブナ,イヌブナ。卵越冬,年1化性で,6月中旬~7月に発生するが,雌は8月にも見かける。生息地はブナの自然林で特に純林に多い。

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (矢田)
補足情報

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