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種の解説

ウラキンシジミ

学名:Ussuriana stygiana (Butler)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科 Lycaenidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

1934年に英彦山で採集されたのが最初の記録である。その後,犬鳴山,福智山,三郡山系などで少数ながら連続的に記録がある。しかし,1970年代からは英彦山以外の産地からはほとんど報告がなく,全体として個体数,産地とも縮小傾向にある。

分類・形態

前翅長は約20~23mm。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道~九州(日本固有種)

生活史・生態・生息地

幼虫の食樹はモクセイ科のトネリコ,コバノトネリコ,シオジなど。九州では,シオジ,ツクシトネリコが主要食樹。卵越冬,年1化性で,6月上旬から発生し,8月いっぱいまで見られる。生息地は冷温帯の落葉広葉樹が中心で,四国,九州では山地性(標高500以上)となり,渓流沿いに多い。

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (矢田・川上)
補足情報

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