ウラギンスジヒョウモン
学名:Argyronome laodice (Pallas)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
生息状況・危機の状況・選定理由 | 1893年に長野菊次郎氏が筑前(福岡県)で採集された記録が本県最初の記録といえる(長野, 1893)。1930~40年代には,福岡市,北九州市,久留米市,英彦山,八女郡など全県内で多くの記録があり,その後も1970年代までは福岡全県内で連続的に記録があった。しかし,1970年代後半から報告が急減し,1990年代からはその記録もほとんどなくなった。日本産蝶類県別レッドデータリストでも「危急種」とされている。 |
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分類・形態 | 前翅長は約26mm(雄)~約31mm(雌)。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 北海道,本州,四国,九州 |
分布(国内) | ユーラシア大陸中部から北部 |
生活史・生態・生息地 | 幼虫の食草はスミレ,タチツボスミレなど各種のスミレ科。年1化性。九州など温暖な地域では5月下旬から羽化し,夏眠ののち,9月中旬~10月上旬にかけて活動が再開され,産卵する。成虫は訪花性が強く,ノアザミなどのアザミ類,タムラソウ,ヒヨドリバナなどの花によく集まる。生息地は,純然たる草原より低山地の疎林,林縁,河辺林周辺の草原。 |
生息環境 |
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執筆者 | (矢田) |