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種の解説

クボハゼ

学名:Chaenogobius scrobiculatus Takagi

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RDB2001概説

分類群 魚類
目名 スズキ目
科名 ハゼ科 Gobiidae
RDB2001カテゴリー 情報不足
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
県内地域カテゴリー 豊・筑・有-情報不足
生息状況・危機の状況・選定理由
原記載された室見川をはじめとしてその後,県内で本種の生息は確認されていない。小型で河口域に生息するためか情報が全くない。
分類・形態
ウキゴリ属13種の1種で,分類については中坊(1993)を参照。下顎先端後方の小さな溝に本種の和名の由来がある。
分布情報 MAP
分布(県外)
長崎県五島列島と対馬列島に分布。日本固有種
生活史・生態・生息地
内湾に注ぐ川の河口の砂泥底に石や海藻などに隠れて生活する。1~4月にアナジャコやカニ類の巣穴の垂直孔壁に1層の塊をなして付着卵を産む。雄は卵を孵化まで保護した後,斃死するものが多い。仔魚は海で浮遊生活後,幼稚魚になって成魚のすむ川底で底生生活に入る。全長17mmを越え,各鰭条が定数となり,成魚とほぼ同じ体色や斑紋になる。
生息環境
  • 河川
  • 河口・干潟
執筆者 (松井)
補足情報

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