福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

シロチチブ

学名:Tridentiger nudicervicus Tomiyama

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 魚類
目名 スズキ目
科名 ハゼ科 Gobiidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
県内地域カテゴリー 豊・有-準絶滅危惧,筑-分布しない
生息状況・危機の状況・選定理由
有明海の湾奥部の河口部とその沿岸海域および曽根干潟,今川河口域で生息が確認されている。産卵巣として干潟の貝殻を利用するため,埋立や水質悪化に伴う貝類の減少は,本種の存続に影響を与える。
分類・形態
胸鰭最上鰭条は遊離し,背鰭前方鱗は0~3枚である。
分布情報 MAP
分布(県外)
有明海,瀬戸内海
分布(国内)
朝鮮半島
生活史・生態・生息地
シロチチブのいる水域にはチチブは見られない。産卵期は5月下旬~9月下旬。産卵は干潟の浅い潮たまりの中の二枚貝や巻貝の貝殻の中にする。全長10~15mmで成魚と同じ生息場所で底生生活に入る。海底の有機堆積物を食べる。
生息環境
  • 河口・干潟
  • 海域
執筆者 (籔本)
補足情報

2014版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.