福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

コマドリ

学名:Erithacus akahige akahige (Temminck, 1835)

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 鳥類
目名 スズメ目
科名 ツグミ科 Turdidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

本種は繁殖地が標高1000以上の場所であり,県内での繁殖地は限定されていて,繁殖地周辺の保全が必要である。

分類・形態

全長13~15cm。雄は頭部から上胸がオレンジ色で,胸から脇は灰黒色で腹にかけて淡色になる。背と翼は褐色味を帯びる。雌は全体的に雄と比べて褐色味が強い。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道から屋久島までの山地に渡来し,繁殖する。

分布(国内)

サハリン,南千島でも繁殖し,中国南部で越冬する。

生活史・生態・生息地

主に,標高1000以上の亜高山帯の夏緑樹林帯に生息する夏鳥で,4月下旬ごろからさえずりを始める。「ヒンカラカラカラ」という馬のいななきに似た声でさえずり,名前もこのさえずりによる。クマザサなどの林床植物が茂る暗い林を好み,昆虫類を主な餌とする。

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (小副川)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.