サンショウクイ
学名:Pericrocotus divaricatus divaricatus (Raffles, 1822)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 鳥類 |
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目名 | スズメ目 |
科名 | サンショウクイ科 Campephagidae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 福岡市油山では,1980年代に繁殖確認例があるが,それ以後はない。近年は油山や脊振山地での観察例は少なく,繁殖していない可能性が高い。また,山田市大法山で夏季に確認されていたが,近年観察例はない。渡りの時期に見られる数も少なくなっている。全国規模での個体数の減少が見られ(環境庁, 1999),越冬地や中継地の環境の変化の影響が示唆されている。 |
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分類・形態 | 全長20cm。スズメより大きく,ヒヨドリより小さい。色彩はハクセキレイと似ているが,ハクセキレイが体を横にしてとまるのに対して,本種は体を立ててとまる。雄は額,喉,胸から腹にかけては白く,後頭部,過眼線は黒い。背から腰は灰色で,中央尾羽は黒く,外側尾羽は白い。翼は黒い。雌の模様は雄とほぼ同じであるが,全体的に色が淡い。亜種リュウキュウサンショウクイは額の白色部が狭く,体の上面の黒みが強い。また,胸から脇が灰黒色である。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州以南で繁殖する夏鳥である。九州南部から琉球諸島には留鳥として別の亜種リュウキュウサンショウクイが生息する。 |
分布(国内) | ウスリーから朝鮮半島にかけて繁殖し,東南アジア各地で越冬する。 |
生活史・生態・生息地 | 主に低山,丘陵,平地の広葉樹林を好み,高い木の枝先にとまって,昆虫類やクモ類を捕食する。「ヒリリン」と聞こえる単純なリズムを繰り返してさえずる。5月~6月に産卵期を迎え,高木の横枝の上に樹皮,細枝,コケ類,クモの巣などを利用した巣をつくる。 |
生息環境 |
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執筆者 | (小副川) |