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種の解説

ヨタカ

学名:Caprimulgus indicus Latham, 1790

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RDB2001概説

分類群 鳥類
目名 ヨタカ目
科名 ヨタカ科 Caprimulgidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
福岡市脊振山地,油山,海の中道,北九州市山田緑地,英彦山などで繁殖期の観察例があるが,個体数は多くない。ほかに渡りの途中と思われる観察例がいくつかある。声による観察例がほとんどであるが,近年その観察例が減ってきているので,個体数が減少しているものと思われる。しかし,その原因は不明である。
分類・形態
全長28~30cm。全体に灰褐色で複雑な枯れ葉模様がある。尾と翼は長い。嘴は小さいが根元には剛毛があり,飛翔時には大きく開く。雄の尾羽の先端付近には白斑がある。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道から九州までの各地に夏鳥として渡来し繁殖する。
分布(国内)
アジアの温帯から熱帯で繁殖する。
生活史・生態・生息地
夜行性で夕方から活動し,羽音をたてずに,ひらひらと羽ばたいて飛び回り,空中の昆虫を捕食する。よく街灯に集まるガを捕らえる。日中は体を横枝に平行にしてとまり,体の模様によって木のこぶのように見える。夏鳥として5月中旬に渡来する。繁殖期には夕方や夜明けごろに「キョッキョッキョッキョッ・・・」と鳴き続ける。5月から8月にかけ林内や草原の地上に直接産卵する。
生息環境
  • 山地森林
  • 低地森林
  • 草原
執筆者 (小副川)
補足情報

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