コバノトンボソウ
学名：Platanthera tipuloides Lindl. var. nipponica (Makino) Ohwi
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| 分類群 | 維管束植物 |
|---|---|
| 科名 | ラン科 Orchidaceae |
| RDB2001カテゴリー | 情報不足 |
| 分類・形態 | 日当たりのよい湿った草原にはえる。茎は肥厚する根から出て直立し，高さ20～40cm，きわめて繊細である。葉は1個で，広線形，長さ3～7cm，幅3～10mm，基部は茎を抱く。鱗片葉は披針形，茎にへばりつくようにつくので目立たない。6～8月，淡黄緑色の小花を数個，偏側性につける。苞は披針形。背萼片は卵形，長さ2～2.5mm。側萼片は長楕円形，側花弁は斜長楕円形，ともに背萼片よりすこし長い。唇弁は舌状，やや肉質で長さ2.5～4mm。距は長さ12～18mmと長く，後方にはねあがる。蕊柱は短く，葯室は平行であるが相接する。花粉塊は棍棒状。 |
|---|---|
| 分布（県外） | 北海道～九州 |
| 執筆者 | 里見信生 |
