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種の解説

ミツバテンナンショウ

学名:Arisaema ternatipartitum Makino

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 サトイモ科 Araceae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
英彦山地や釈迦岳山地の夏緑樹林下部の林内にまれな植物で,スギ造林内にも生育している。多湿ぎみの土壌を好むようである。
分類・形態
草丈は30cm内外,球茎は扁球形で,花後に匍匐枝を出して子球を生じ増える。4月上旬に葉を全く見せずに花茎が上がり開花する。仏炎苞は暗紫色で,その先端部の舷部は長楕円状三角形で,前方に折れ曲がり,先端は垂れている。花はのちに葉が展開するまでの2週間以上も残っている。葉は2個あって,それぞれは3小葉に分かれている。2個の葉の大きさはほぼ同じで,小葉には細かな鋸歯がある。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(静岡)~九州
法令などの指定状況
矢部川県立自然公園指定植物
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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