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種の解説

ボウラン

学名:Luisia teres (Thunb.) Blume

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
海に近い地域の主にクスノキに着生するランであるが,クロマツに着生している例もある。また,内陸の添田町や嘉穂町でもクスノキへの着生がある。
分類・形態
茎は束生し,単生か時に分枝して高さ30cmあまりとなり,多くは斜上するが下垂したものもある。葉鞘に包まれていて灰褐色,細くて堅い。葉は多肉質で円柱状線形,長さ約10cm,径3~4mm。花は7月頃,葉鞘を破って出てきた短い花茎に1~5個つく。花径約1cm,萼片・側花弁ともに黄緑色,唇弁は黄緑色に濃紫色の斑点が入る。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(近畿地方南部)~沖縄
分布(国内)
台湾
法令などの指定状況
玄海国定公園,耶馬日田英彦山国定公園指定植物
生息環境
  • 低地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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