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種の解説

ウラギク

学名:Aster tripolium L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 キク科 Compositae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

海岸や河岸の塩湿地に生える越年草。県内では玄界灘および響灘の沿岸域に見られ,また有明海沿岸にも自生している。河口域のヨシ群落内に点在している場合,あるいは埋立地で純群落状に生育している場合などもある。海岸域の開発や護岸工事などにより個体数が減少,あるいは消滅した場所もある

分類・形態

茎は高さ25~55cm,時に1近くに達し,無毛。葉は披針形,肉質で無毛。8~11月,径約2cmの頭花をやや散房状に多数つける。舌状花は青紫色。

分布(県外)

北海道東部,本州(関東地方以西)~九州

分布(国内)

ヨーロッパ,アフリカ北部,アジアに広く分布

法令などの指定状況

玄海国定公園,耶馬日田英彦山国定公園指定植物

執筆者 (須田)
補足情報

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