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種の解説

スズサイコ

学名:Cynanchum paniculatum (Bunge) Kitag.

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RDB2001概説

画像:草原にスズサイコをはじめとする植物が密生している。スズサイコ。

大野睦子

分類群 維管束植物
科名 ガガイモ科 Asclepiadaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

日当たりのよい草原に生える多年草。二次草原,山地稜線草地,山地の水田畦畔などに生育する。自生地は県内各地に広く見られ,10~20個体程度がまとまって生育している場所が多く,結実個体も比較的多い。しかし,開発行為,草原の遷移などにより,個体数が減少している場所もある。

分類・形態

茎は直立して高さ40~100cm。葉は対生し,長披針形,長さ6~13cm,幅4~15mm。7~8月,黄褐色の花を茎頂や上部の葉腋につける。果実は細長い披針形で長さ5~8cm。種子の先には細長い白毛がある。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道~九州,徳之島

分布(国内)

朝鮮半島,中国

法令などの指定状況

北九州国定公園指定植物

生息環境
  • 草原
執筆者 (須田)
補足情報

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