クロフネサイシン
学名:Asiasarum dimidiatum (F.Maek.) F.Maek.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 英彦山ではかつて同属の薬草で有名なウスバサイシンと間違われて採取され,絶滅したと思われる時期があったが,近年ようやく復活してきた。犬ヶ岳では1991年の台風19号でブナが倒れ,環境が変わったために絶滅した所がある。 |
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分類・形態 | 林下のやや湿った所に生える多年草。根は地にはい,切ると薬物臭がある。葉はハート形で模様はない。花は5月,短い柄の先につき淡汚紫色で3個の萼裂片が平開する。雄ずい6個,花柱3個でウスバサイシンの雄ずい12個,花柱6個と異なる。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(奈良),四国(徳島,香川,高知),九州(熊本,大分,宮崎) |
法令などの指定状況 | 耶馬日田英彦山国定公園指定植物 |
生息環境 |
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執筆者 | (熊谷) |