福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ツクシカンガレイ

学名:Scirpus sp.

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 カヤツリグサ科 Cyperaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
1983年に本県産の標本によって新和名が付けられたカンガレイの近似種で,15カ所の標本産地があり,ため池の水辺や流入口付近の湿地に群生しているが,ため池の埋立で絶滅した産地が2カ所,水位の上昇で絶滅した産地が1カ所あり,全体に減少している。日本では未知の種でさらに研究を要する。
分類・形態
根茎は長く横走し,稈は間隔をおいて出る。苞の長さは6~27mmで短い。刺針状花被片は3~10本で,果実とほぼ同じ長さである。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(福井以南)~九州
分布(国内)
近似種は東南アジアにある。
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (筒井)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.