チョウセンスイラン
学名：Holooeion maximowiczii Kitam.
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| 分類群 | 維管束植物 |
|---|---|
| 科名 | キク科 Compositae |
| RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠＢ類 |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠＢ類 |
| 生息状況・危機の状況・選定理由 | 各地の湿地やため池の水辺などに20カ所の標本産地があったが，現存するのは，苅田町，行橋市，大平村，嘉穂町，穂波町，小石原村，久留米市の7カ所にすぎない。ため池の改修時の水辺の護岸化，歩道の設置，水位の上昇で6カ所の産地が消滅しており，現存産地でも今後の改修工事で消滅，絶滅の懸念がある。 |
|---|---|
| 分類・形態 | 平地から山地にかけてのため池の水辺や湿地に生育する多年草。日本固有種のスイランとは花柄の長さ，総苞外片の形，そう果の長さが異なる。 |
| 分布情報 | MAP |
| 分布（県外） | 九州 |
| 分布（国内） | 朝鮮半島，中国 |
| 法令などの指定状況 | 北九州国定公園指定植物 |
| 生息環境 |
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| 執筆者 | （筒井） |
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- 別名イトスイラン。根茎は新苗をつける。茎は高さ50～100cm。根葉は線状披針形，鋭頭凸端，下葉は長さ15～40cm，幅5～30mm，全縁，中葉はしだいに小形となり，無柄。頭花はまばらな散房状をなし，黄色，径約3cm，苞は卵状披針形。総苞は長さ約13mm。痩果は4稜あり，やや扁平，長さ5.5～6mm，幅1mm，冠毛は長さ7mm，淡黄色。九州の湿地にはえる。朝鮮，満州，ウスリー，アムール。
