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種の解説

ナツエビネ

学名:Calanthe reflexa Maxim.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
福智山地では3カ所で生育が確認されているが,個体数はごく少ない。1970年代後半のエビネブームの頃に乱獲されたためである。古処山,若杉山,三国山(矢部村)で生育の記録があるが現状は不明。
分類・形態
然林に限らず,スギ,ヒノキの造林内にも生育している。偽球茎(バルブ)は卵形で数個が連なる。葉は3~5個,淡い緑色で縦じわがはっきりしている。花期は8月,花茎は基部の葉腋より出て高さ約30cm。淡紫色の花を10~20個つける。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(青森以南,鳥取,岡山),四国,九州(鹿児島を除く各県)
分布(国内)
済州島,中国南部,台湾
法令などの指定状況
耶馬日田英彦山国定公園,北九州国定公園,筑後川県立自然公園指定植物
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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