福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ヒメミクリ

学名:Sparganium stenophyllum Maxim.

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ミクリ科 Sparganiaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
北九州市から絶滅してしまったと思われたが,近年になって,新しい生育地が確認された。個体数は少ない。乾田化,ため池周辺の荒廃,改修工事により減少している。本生育地も陸地化傾向にあり,遷移阻止の管理が必要。
分類・形態
水生の多年草。ほかのミクリ類に比べやや水深の浅い所に生育する。高さ30~60cm。葉は茎より長く,幅は2~6mmと細い。花期は6~9月。花序はまれに分枝する。主軸に雄性頭花,葉腋に雌性頭花がつく。最も下の花茎は雌雄両頭花がつくが短い柄があることもある。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~沖縄
分布(国内)
東アジア,インド,オーストラリア,ニュージーランド
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.