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種の解説

トリゲモ

学名:Najas minor All.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 イバラモ科 Najadaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
北九州市八幡西区白岩池が県内唯一の生育地であったが,水質の悪化で絶滅した。本種はオオトリゲモとの識別が難しく,多くの調査地で本種の類似種を採集したが,識別点の雄ずいの葯室の数がわかる決定的な標本が得られていない。完全な標本を採集するには時期などの難しさがある。保全対策を検討する場合には,県内の生育状況を把握することや,本種の特性の究明がまず必要である。
分類・形態
沈水生の一年草。茎の長さは30cmでよく分枝する。雌雄同株。オオトリゲモより小形で葉は著しく反り返る。雄ずいの葯は1室である。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州~九州
分布(国内)
世界に広く分布
生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

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