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種の解説

カワツルモ

学名:Ruppia marima L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由

周囲をヨシやマコモに囲まれる海水の入り込む遊水池の水深20~50の所に,直径40~100の円形状に群がって点々と分布する。本種は環境悪化には敏感で,過去の消滅要因からみると,現在群生していても翌年の生育が保証できない。生育地での止水状態を改善し,海水と淡水の流れをつくり,アオコの発生を抑止する必要がある。

分類・形態

沈水生の多年草。地下茎から水中茎が伸びる。葉は針状で互生。基部は葉鞘になる。花期は4~11月。葉腋から花茎を伸ばし,受粉後落下傘状に2~10個の果実をつける。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道~沖縄

分布(国内)

世界に広く分布

生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (大野)
補足情報

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