福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

トチカガミ

学名:Hydrocharis dubia (Bl.) Backer

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 トチカガミ科 Hydrocharitaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由
富栄養のため池や水路に生育する。北九州地域では水路の暗渠化,水路,ため池の護岸工事により絶滅した。やや汚れた環境に群生するので,護岸・暗渠工事の対象になりやすい。生育地での工事に際しては,移植などの方法で保護に努める必要がある。
分類・形態
浮遊生の多年草。葉は円心形で裏面の中央に気嚢があって,水面に浮かぶ。花期は8~10月。単性花。雌雄花ともに白色。秋から冬にかけて,水中茎の先が殖芽になり,水底に沈み越冬する。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州~九州
分布(国内)
東南アジア,オーストラリア
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
執筆者 (大野)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.