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種の解説

ヤマタツナミソウ

学名:Scutellaria pekinensis Maxim. var. transitra (Makino) Hara

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 シソ科 Labiatae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
生息状況・危機の状況・選定理由
香春岳と大島村にごくまれに生育する。『福岡県植物目録』(1952)には英彦山,古処山,宝珠山が,『福岡県植物誌』(1975)には英彦山が記載されているが,近年,確認されていない。もともと希少な植物で,香春岳では石灰岩の採掘により絶滅することが懸念される。
分類・形態
木陰に生える多年草。茎は四角で高さ10~20cm。葉は卵状三角形で両面に粗い毛があり,縁には鋸歯がある。花期は5~6月,花は茎に対して約60度の角度に,まばらに一方向に偏ってつき,青紫色。下唇が上唇より長い。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
朝鮮半島
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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