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種の解説

ミズキカシグサ

学名:Rotala leptopetala (Blume) Koehne var. littorea (Miq.) Koehne

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ミソハギ科 Lythraceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
『福岡県植物目録』(1952)には「池溝辺水湿地水田,稍普通」と記録されているだけで,産地は記録されていない。その後,本県では大幅に減少したようで,今回の調査では現存を確認はできなかった。1985年に二丈町で採集された標本があるのみで,現状は不明である。
分類・形態
水田や湿地に生える一年草。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(青森以南)~沖縄
分布(国内)
朝鮮半島
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
執筆者 (筒井)
補足情報
水田や湿地に多い1年草。茎は直立し,高さ約10~30cmになり,多くの枝をわける。葉は対生し,柄はなく,披針形で先は鋭形,長さ0.6~2.5cm,幅約2~5mm,枝につく葉は急に小さくなる。花期は8~11月。花は葉腋につき,柄がなく,帯紅色。萼筒は杯形,長さ約6mm,4裂片は小さい。花弁は倒披針形,萼とほぼ同長。蒴果は球形で,紅紫色を帯び,径約2mm。本州~琉球,朝鮮に分布する。

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