ヤシャビシャク
学名:Ribes ambiguum Maxim.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
生息状況・危機の状況・選定理由 | 上部山地の主にブナに着生している。もともと個体数の少ない植物であるが,英彦山地では1991年の台風19号により多くのブナが失われたために,本種も減少した。御前岳や古処山の記録があるが未確認である。 |
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分類・形態 | 根は太くほかの樹木の表面をはう。茎はよく分枝して,普通高さ20~40cm,初め褐色,古くなると灰色になる。葉は腎円形か丸みのある五角形,全体に鈍鋸歯があり両面に毛がある。花は5月枝先につく。萼は淡緑白色で梅弁状。花弁は小さくへら形で直立している。液果は緑色のまま熟し,径7~10mm,全面に針状の毛が密生している。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(青森以南,中国地方では鳥取,岡山,広島,山口),四国(徳島,高知),九州(熊本,大分,宮崎) |
分布(国内) | 中国西部 |
法令などの指定状況 | 県指定希少野生動植物種 |
生息環境 |
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執筆者 | (熊谷) |