ホソバママコナ
学名：Melampyrum setaceum (Maxim.) Nakai
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| 分類群 | 維管束植物 |
|---|---|
| 科名 | ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae |
| RDB2001カテゴリー | 絶滅 |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠＢ類 |
| 生息状況・危機の状況・選定理由 | 福岡市，甘木市，香春町，大平村に5カ所の記録および標本産地があるが，2カ所では産地が不詳であり，近年採集された3カ所では再確認はできず，絶滅してしまったと推定される。1カ所では野球場の改修工事に伴い自生地が削り取られたのが，絶滅の原因である。 |
|---|---|
| 分類・形態 | 半寄生の一年草。葉は狭披針形または広線形で細い。萼裂片の先端はママコナと同じくやや針状になるが，萼には長白毛はない。 |
| 分布情報 | MAP |
| 分布（県外） | 本州（広島以西）～九州 |
| 分布（国内） | 朝鮮半島，中国 |
| 生息環境 |
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| 執筆者 | （筒井） |
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- 茎は高さ25～50cm。葉は狭披針形または広線形で先は尾状に長くとがり，基部に2～4mmの短い柄があり，両面に短毛が散生し，長さ1.5～8cm，幅0.2～1.3cm。8～10月，枝先に長さ2～6cmの花序を作り，多くの花をつける。苞は多くは紅紫色を帯び，線状披針形で，先はとげ状にとがり，縁に刺毛状の長い歯牙があり，長さ5～15mm，幅2～6mm。萼裂片は3角状で鋭くとがる。花冠は紅紫色で長さ13～16mm。
