コバノガマズミ(小葉の莢蒾)

コバノガマズミの白い花

 明るい林内に見られるガマズミ科(スイカズラ科)の落葉低木。高さ1~3mになり、福岡県内では低地の里山から標高1,000mを超える山地まで広く分布しています。葉の両面に密に毛をつけ、ビロード状になるのが特徴です。4~5月、枝の先にたくさんの白い小さな花を咲かせます。果実は秋に赤く熟します。食べられますが、酸っぱくておいしくありません。

<2025年5月掲載>