ハマナタマメ(浜鉈豆)

ハマナタマメの花

 海岸の砂浜に生えるマメ科のつる性多年草。つるの長さは5m以上になり、群生します。花期は6~8月で、枝の先に淡桃色の花を咲かせます。よく見られるマメ科の花の形(蝶形花冠)をしていますが、上下逆に花をつけます(普通は大型の1枚の花弁(旗弁)が上側になる)。果実(さや)は長さ5~10cmになり、ソラマメの形に似ていますが、固くて食べられません。

<2025年7月掲載>