シマヘビ
- 名前 学名
- シマヘビ(縞蛇) Elaphe quadrivirgata
- 分類
- 爬虫類・有隣目ナミヘビ科
- 生態
- 平地から山地まで生息し、特に水田や水路、河川敷などの水辺周辺でよく見られる無毒のヘビです。アオダイショウと並ぶ身近なヘビです。カエルを好んで食べますが、他にもトカゲやヘビ、ネズミ、鳥のヒナ、爬虫類や鳥類の卵など、幅広い餌を食べます。名前のとおり、体に縞模様があるのが特徴で、大人になると全長80-150cmほどに達します。木に登ることがほとんどなく地表を這って動き回るため、交通事故に遭いやすいです。皆さんも運転する時は気を付けましょう。
- その他
- シマヘビには縞模様がはっきりしない個体や縞模様が途切れてまだら模様になる個体がおり、それらがアオダイショウやマムシとよく間違えられます。シマヘビは虹彩(白目の部分)がオレンジ色で瞳(黒目の部分)が楕円形なのに対し、アオダイショウは虹彩がオリーブ色で虹彩がまん丸で、シマヘビの方が鋭い目つきをしている印象があります。マムシは銭形模様があり、頭が胴体よりも明らかに太く大きいこと、虹彩がネコの瞳のように縦長であることなどから見分けることができます。
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シマヘビ
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アオダイショウ
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マムシ