オオカマキリ
- 名前 学名
- オオカマキリ(大蟷螂) Tenodera sinensis
- 分類
- 昆虫類・カマキリ目カマキリ科
- 生態
- 成虫の体長が68-95㎝になる大型のカマキリで、緑色の個体と茶色の個体がいます。日本と中国、朝鮮半島南部に分布しており、林縁やその付近の田畑、河川敷、緑の多い公園や庭などに生息しています。成虫は7-11月に見られ、卵で越冬します。食性は肉食で、バッタやチョウ、ハチなどの昆虫を主に食べますが、カエルやカナヘビ、小型の鳥を捕食した記録があるほど獰猛です。
- その他
- 成虫はカマキリ(チョウセンカマキリ)と似ています。オオカマキリは下翅が紫がかった黒褐色をしており前脚の付け根は薄い黄色をしています。一方、カマキリの下翅は薄茶色がかった半透明で、前脚の付け根が鮮やかなオレンジ色をしています。詳しい見分けについては、県内の動植物種について知りたい(身近な生きもの) >自然観察をはじめよう>ふくおか生きもの見つけ隊をぜひ参考にしてください。