ヌマガエル
- 名前 学名
- ヌマガエル(沼蛙) Fejervarya kawamurai
- 分類
- 両生類・無尾目ヌマガエル科
- 生態
- 水田や水路、河川敷などの水辺とその周辺の草地に生息しており、主にクモや昆虫などを食べて暮らしています。アマガエルと並び、県内で最もよく見られる身近なカエルです。体は薄茶色で、背中側には細かい突起がまばらにあり、イボガエルと呼ばれることもあります。鼻先から尻にかけて、背中に白線が入る個体と入らない個体がいますが、なぜこのような個体差があるのかはわかっていません。
- その他
- 成体は大きさや背中側の色などがツチガエルと似ています。ヌマガエルは腹側が真っ白ですが、ツチガエルは灰褐色のまだら模様があるので、捕まえてみるとその違いがわかります。詳しい見分けについては、「ふくおか生きもの見つけ隊」の「調査用生きものガイド 中級編:水辺と草地」をぜひ参考にしてください。
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ヌマガエル
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ツチガエル
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ヌマガエル(左)とツチガエル(右)の腹